充実したサポート体制のおかげで400名以上の合格者を輩出できました!
東京に本社を置き、全国で電気・通信基盤の構築を手掛ける大手通信インフラ企業の株式会社ミライト・ワン様です。今回は人材育成部門の責任者で、「e陸特」の導入を決められた岩井様と田邉様にインタビューさせていただきました。
株式会社ミライト・ワン 岩井 喜照 様
執行役員/総務人事本部人材育成部みらいカレッジ(大阪担当)兼キャリアウエストカンパニー 人材開発部門人事育成部門/ハイパーテクノポートセンタ長
株式会社ミライト・ワン 田邉 努 様
キャリアウエストカンパニー/人材開発部門人事育成部門/ハイパーテクノポートセンタ担当部長 兼 総務人事本部人材育成部みらいカレッジ担当部長
「ワクワクするみらい」を共創する企業
(株式会社ミライト・ワン)
ー御社とお二人のご担当業務について教えてください
岩井様(以下、敬称略):株式会社ミライト・ワンは2022年7月にミライトホールディングス、ミライト、ミライト・テクノロジーズが統合して発足しました。元々は通信インフラ設備の構築を中心に半世紀以上にわたって事業を展開してきた数社が統合・合併などを経てつくられた総合エンジニアリング企業です。私は人材開発部、人事育成部、ハイパーテクノポートの長として、自社の社員からパートナー会社の社員まで、技術スキルの支援や資格取得支援、研修などをサポートしています。
田邉様(以下、敬称略):岩井と共に、会社の人材開発・育成部門を取りまとめています。「e陸特」の講座を含め、主に人材育成に伴う各種資格講座や技術向上研修などの企画立案、運営、進捗管理などの実務面をコーディネイトしています。
通信業界は資格がマスト、 有資格者の数は受注に直結
ー第一級陸上特殊無線技士(一陸特)の取得目的を教えてください
田邉:2019年以降、携帯電話の5G基地局の建設が多く始まりました。私たちのように基地局の工事を手掛ける会社では「第一級陸上特殊無線技師(一陸特)」の資格を持っていなければ工事・保守の仕事が成り立ちません。最近では資格保有者の人数に応じて工事を発注する量が変わるケースも増えているため、資格者の育成は非常に重要な課題なのです。
ところが日々の業務に取り組みながら一陸特の試験勉強をするのは、そう簡単な話ではありません。「社員には積極的に資格取得に励んでほしい」と思いながらも、仕事と勉学の両立の大変さは私自身もわかっているつもりなので、頭を悩ませる日々でした。そんなときに電調社さんの「e陸特」に出会ったのです。
合格者を増やすために養成課程を導入
ー人材育成部門のお二人から見て、資格取得や講座に対して感じていた課題、養成課程に求めることは何でしたか?
田邉:実は、私は以前に自力で一陸特の資格を取った経験があるんです。でも、通勤や就寝前、休日などの空き時間を使って必死で勉強をしたので、今思い返してもあの頃は本当に大変でした。今回、社員に講座を受講させるにあたり、「e陸特」のテキストに目を通したところ、非常にわかりやすく要点がまとめられていて驚きました。
これさえあれば他の過去問集や参考書は必要ないですし、電子テキストなのでスマホやタブレット、パソコンがあればどこでも勉強ができる点も良いですね。練習問題も多く用意されていて、再試験を受けなくても済むようにしっかりとテキストが作り込まれているのもすごいと感じました。もっと早く出会っていれば、自分も苦しまずに勉強ができたのではないかと思います(笑)。
岩井:やはり合格率を伸ばすことは課題でしたね。以前は、弊社のモバイル部門のメンバー間で一陸特に関する研修を開くなど、とにかく内製化していたため合格率が伸び悩んでいました。難しい資格試験なのに対策講座を開いているところもほとんどなく、まさに八方塞がりのような状態だったんです。この業界は時代の流れをしっかり把握してあらゆる分野の人が資格を持っていなければ変革に対応できません。そのために、資格取得者を増やすことは私たちにとって最優先課題だったわけです。
そんなときに電調社さんの「e陸特」の存在を知り、まずは社員が3人トライアルで受講したのですが、全員あっという間に合格しました。こんなに順調に資格が取れるなら「すぐにリピートしよう」と決めました。
「e陸特」を選んだ理由とは?
ー数ある講座の中でも「e陸特」を選んでいただいた理由を教えてください
田邉:先ほども話した通り、トライアルで受講した3名の結果が想像以上に良かったことが第一です。第二は、価格帯ですね。他社のeラーニングもいくつか調べてみたのですが、電調社さんのeラーニングが一番安い価格でした。「e陸特」はプランが3カ月と6ヶ月の2コースあり、特に3ヶ月プランは他社にはない魅力的な価格で導入しやすいと感じます。この受講期間が2パターンから選べる仕組みは画期的ですね。
PICKUP!! 受講期間が選べるのは「e陸特だけ」
岩井:確かにその二点は大きいですね。以前の養成課程は仕事を休んで会議室に受講生を集めて合宿のようなスタイルで進めることが通常でした。しかし、それだと決められた時間を拘束されるので社員の調整も大変かつ、会社としてもその間は人員が減ってしまうので業務にも支障がありました。でも、eラーニングなら空いている時間に少しずつでも勉強ができ、本当に素晴らしいと感じます。それにコロナ禍において集合型の講座や研修のほとんどができなくなったときでも、eラーニングなら講座を開講できたのも良かったですね。遠方から人を集める経費なども一切かからなくなったこともありがたいですね。
丁寧なフィードバックと充実のサポート
ー実際に導入されてから感じたことはありますか?
岩井:また、導入してから改めて「選んでよかった」と思ったのはサポートが充実している点です。eラーニングは、学習の形態上、通常の講座と比べて全員の進捗が見えにくいのがネックだと想像していたんです。導入をした人材育成部門の人間としては、やはりはっきりとした成果がほしいし、「ちゃんと身になっているのだろうか」と不安に感じてしまうものです。
とはいえ受講生は多いときで1回あたり100人以上いますから、一人ひとりに「ちゃんとやっていますか?」なんて確認するわけにもいきません。しかし「e陸特」では「この社員は少し学習スピードが落ちています」や「この社員は順調に進んでいます」といった丁寧なフィードバックを定期的にもらえました。おかげで会社側としてもエールを送ったり励ましたりといった声掛けができるため、非常に助かっています。
PICKUP!! 法人サポートはまかせて安心のe陸特
ーeラーニングの利便性について感じたことはありますか?
田邉:集合型の講座だと準備やさまざまな条件をクリアする必要があって大変ですが、「e陸特」のeラーニングはパソコンとネット環境さえあれば大丈夫ですし、一人ひとりのペースで進められるのも良いですね。試験もCBT形式なので業務に穴を空けることなく個々人の都合の良い日程で受験ができ、全国どこにいても参加できるのはeラーニングならではだと思います。コロナ禍を経て、こうしたスタイルの養成講座を求める企業はさらに増えていくでしょうね。
これなら取れる!聞こえてきた受講生の声
ー講座を受けた社員さまの反応はいかがでしたか?
田邉:重要なポイントやキーワードは青文字で記載されているなど、「とにかく内容がわかりやすい」「これなら合格できそう」という声が多かったように思います。テキストが電子のため、何度も繰り返し問題が解けるので納得できるまで取り組めるという声もありました。また、自分のスケジュールに合わせて好きな時間にテキストを開けるのも好評のようで、中には自主的に長期休暇を活用して勉強する社員もいました。早い人では10日もかからずに合格を手にしたケースもあります。電子テキストではあるものの、難しい部分は窓口に質問できるといった万全のサポート体制も安心できましたね。
ー岩井様は自ら率先してe陸特をご受講されましたが、体験談をお聞かせください。
岩井:社員に向けて「一陸特の資格を取得しましょう」と呼びかける立場ではあるものの、実は、私自身は未取得だったんです。工業系の出身ではないのと無線の資格にはこれまでまったくと言っていいほど縁がなく、数学は苦手分野でした。
でも、導入を決めた張本人として、また資格取得を広める立場として、私が挑戦することで他の社員の模範になるのではないかと思い、2022年に3カ月コースを受講してみることにしたんです。ややこしい計算式もありましたが、テキストを何度も読み込んだり、若手の社員にアドバイスをもらったりしながら、なんとか養成課程まで進むことができ、2カ月ほどで無事に合格できました。
畑違いの分野の人間がこんな成功を収められたのも、テキストのポイントがわかりやすかったこと、自分の好きな時間に効率良く勉強できたことが大きかったと思います。進捗率も分かるようになっていたので計画的に学習を進めることができました。学習のやりがいもありましたね。
成果を実感、満足の合格率
ー現在の資格取得状況をお聞かせください
岩井:おかげさまで今では定期的に年に2回受講する体制にしています。2020年7月から導入を始めて、現在ではありがたいことに478名の社員が一陸特の資格を所持しています(2023年2月時点)。現在も98~99%の合格率を誇っています。
田邉:これからももっとたくさんの社員に資格を取ってもらいたいと思っています。合格者が増えた影響か、ここ1年ほどの間に社内でも「e陸特」の名前が広がったので、受けてみたいという社員も増えてきました。社内でもしっかり情報を伝えて、資格取得者をどんどん増やしていきたいですね。
上位資格にもチャレンジ、マルチスキルで業界を牽引
ー今後「e陸特」に期待することがあればお聞かせください
田邉:電調社さんの講座は一陸特の他に第一級陸上無線技術(一陸技)という上位資格の講座が用意されているのも特徴だと思います。一陸特よりもさらにハードルが高く、一発合格は難しいとされています。弊社でも累計100名ほどの社員が講座を受講しており、徐々にですが合格者も増えてきています。今後も講座を上手に活用してチャレンジしてくれる社員が増えるとうれしいですね。
岩井:LTEから5G、そして6Gへと通信技術は日々進歩していく中で、無線従事者資格は会社にとって欠かせない資格です。無線関連の業務に従事する社員だけでなくマルチスキルが求めらる業界ですから、これから会社の未来を担う若手のみなさんには特に頑張って取得して欲しいですね。これからも「第一級陸上特殊無線技師」「第一級陸上無線技術士」の二本柱でお世話になりたいと思っています。
貴重なお話をありがとうございました!
今後も「e陸特」を活用して、多くの合格者を輩出していただければと思います!
会社名 | 株式会社ミライト・ワン(MIRAIT ONE Corporation) |
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ホームページ | https://www.mirait-one.com/ |
事業内容 | 東京都江東区豊洲に本社を置く通信建設会社。これまで情報通信設備建設や総合設備事業で培った技術力を基盤に、街づくり・里づくりや企業 DX・GX、グリーンビジネスやグローバル事業などに邁進し、顧客や社会の課題解決、地域の活性化に取り組んでいます。 |